タッパー(保存容器)と言えば、あまったおかずやご飯や
食事の作り置きなどを入れておける便利なキッチングッズのひとつです。
どのご家庭にも1つはある、と言っても過言ではないくらい出番の多い日用品です。
でもそのタッパーに悩まされることってありませんか?
「すぐに取り出せない…」「意外とかさばる」
使いたい時にサッと取り出せないと、とてもストレスを感じますよね。
このようなお悩みは、少しずつ買い足したり、もらったりして
いつの間にか増えてしまい形やメーカーがバラバラで収納がしずらいことが原因になっていることも。
また、「ないと困るから」「たくさん持っている方がなにかと便利」
という思い込みから、使う量以上の個数を持っている場合もあります。
以前の私がそうでした。
持っていないサイズの物を見ては便利そうといって買ってみたり、
使い道まで考えずにお得なセット売りの物を買ってみたりと…。
限られたキッチンスペースを数多くの保存容器に占領され、
使いにくさを感じていました。
共働きから専業主婦になったことで食事の作り置きはせず、
子供の離乳食期も終わり、食生活の変化もあったことから少しずつ見直しをしました。
そこで今回は、私が愛用しているタッパーと保存容器の失敗しない選び方についてお伝えします。
参考にして頂けると嬉しいです。
目次
タッパーって何個必要!?
「何個あればいいか?」は人それぞれです。
家族構成や人数、作り置きをするかしないかによっても必要個数は変わってきます。
大事なのは適正な量を自分で把握することです。
我が家の場合、夫と娘(幼児)と私の3人家族です。
基本的に作り置きはしません。
食品や調理したもの(ご飯は除く)を保存するための保存容器は全部で8個持っています。
8個ある中でスタンバイ中のタッパーは、だいたいいつも2個。
それ以外は常に使用中で冷蔵庫の中、あるいは毎日洗って使うタッパーです。
数を減らしすぎてしまうと、全部のタッパーが使用中!!
ということになり、衝動買いやストレスの原因になってしまうこともあります。
我が家でも誕生日やイベントの時は普段よりも品数を多く作るため、
タッパーが足りないことがあり、もう少し買い足そうかな!?と考えたことが何度もあります。
そういう時は、とりあえずお皿などで代用し本当に必要かどうか
見極める期間をもうけるようにすると、意外とあるもので乗り切れたり、
買おうかなと思ったことすら忘れてしまったりします(笑)
タッパーの数を見直すときは
・いつもタッパーに入れて保存する定番のもの
・毎日の食事の余る量
・たまに調理するもの、多めに作るもの
などを一度書き出し、使うタッパーを当てはめてみると、
使用頻度の低いものや使いたいサイズがかぶっているといったことが見えてきます。
よく使うサイズが不足していたから”足りない”と錯覚していただけだったり、
必要以上の量を持ちすぎていたと気がつくこともあります。
最低限必要な数を把握し、プラスαでいくつか予備があると安心ですね。
お気に入りの野田琺瑯
使い道が多彩な保存容器
私が一番愛用しているのが野田琺瑯(のだほうろう)のレクタングルです。
<気に入っているところ>
・ほうろうは表面がガラスなのでニオイや汚れが付きにくい
そのため雑菌が繁殖しにくく清潔に保てる
・洗いやすい
・清潔感のあるホワイトカラーで見た目が美しい
写真左:レクタングル浅型(シール蓋) M (サイズ W.252×D.188×H.48 mm)
写真右:レクタングル深型(シール蓋) L (サイズ W.228×D.155×H.68 mm)
いつも少し余ってしまうカレーやポテトサラダを入れるために深型、
時々作る寒天やゼリーを保存するには浅型といった感じで
イメージをしてから購入しました。
保存したい物の大きさや量などを考えながら、イメージして選ぶと失敗が少ないです。
さらに、におい・色うつりしにくいものがよかったため、ほうろうを選びました。
期待通り、使い始めてから7年たった今も現役です♪
シール蓋は、色がつきやすく経年劣化で傷みもあったため、一度新しいものに替えています。
結婚した当時はガスを使っており直火で使えたため、
寒天やゼリーを作る時は鍋代わりに調理~保存までできたり、
カレーやシチューを温めるときはそのまま火にかけることができとても便利でした。
(現在はIHなので直火はしていません)
何を入れるかを考えてから選び購入したものなので、
その入れるものを料理しないときは基本的に待機していることが多い保存容器
…と思いきや、保存する目的以外の用途でも使うことができるのも魅力のひとつ。
浅型は、お肉やお魚などを漬け込む時に使っています。
ほうろうは、酸や塩分に強い耐久性を持っていて、
表面のガラス質は内容物と化学反応を起こすことがないため
安心して食材を入れることができます。
揚げ物をする時、フライの衣つけをしたり、
天ぷら敷紙をしいて揚げたものをのせるバッド代わりにしたり。
時にはオーブン料理にも使い、アツアツのまま食卓に向かうこともあります。
下ごしらえや調理でも活躍してくれて、とにかく使い道が多彩です。
深型はカレーやシチュー、おでんなどを保存しておくのにぴったりです。
私はボール代わりに使うことも多いです。
ポテトサラダを作る時は、茹でたじゃがいもはレクタングルに直行。
粗熱が取れたら他の材料を加えてマヨネーズで和え、フタをしてそのまま冷蔵庫に。
フルーツや野菜の保存にも便利です。
使い勝手のよい小さめサイズ
写真左:レクタングル深型 S
写真右:スクウェア S (2個)
使い勝手のよい小さめサイズ。
レクタングル深型Sは我が家の常備菜であるミニトマト専用です。
買ってきたらヘタを取って洗い、キッチンペーパーで水気をとってから入れています。
洗って保存しておくと、サッと使えて時短にもなります。
スクウェアSはコーンやブロッコリースプラウトなど
サラダにトッピングする食材を入れることが多いです。
表面がガラス質のおかげで雑菌が繁殖しにくく清潔に保てるところもお気に入りポイント!
ただ、ほうろうは見た目がスッキリいるという一方で、
中身が見えないという点がデメリットになることも。
冷蔵庫からの出し入れが多いものや、作り置きをしてパッと一目で
何が入っているかわかる方がいい場合は、中身が見える保存容器の方が向いています。
やっぱり便利!電子レンジ対応
無印良品 ポリプロピレン保存容器になるバルブ付弁当箱
写真左:白スクエア 460ml (サイズ W.142×D.142×H.51 mm)
写真右:白レクタングラー 325ml (サイズ W.142×D.108×H.51 mm)
たくさんの長所があるほうろうですが短所もあり、電子レンジには使えません。
夕食のおかずは余ることが多く翌日に温めて食べるという場合、
やはり電子レンジに対応しているタッパーの方が便利です。
そこで我が家が使っているのは無印良品のポリプロピレン保存容器になるバルブ付弁当箱です。
お弁当箱として使ったことは数回です(笑)
便利なバルブ付で、電子レンジでの加熱時はバルブを開ければフタをしたまま温められます。
逆にバルブを押し下げれば密閉できます。
パッキンやバルブの別売りパーツがあるので、こちらも長く使えます。
前日の残り物は翌日には食べきってしまうので、毎日洗って使うのくり返しです。
ほうろうに比べるとプラスチックの素材は色うつりしやすいですが、
軽いし割れたりする心配もなく、スタッキングして省スペースで収納できるものも多いので、
普段使いに嬉しいメリットがあります。
保存する物によって上手に使い分けをすると、きれいな状態で長持ちさせることができます。
収納方法
収納場所は一番取り出しやすい位置にしまうことがおすすめです。
棚の場合は胸~目線の高さ
引き出しの場合はかがまなくても取り出せる段に収納すると取り出しやすさが大幅にアップします。
写真左は、毎日は使わないスタンバイ中のタッパーで2つスタッキングして収納しています。
容器だけをキッチンツールとして使うこともあるので、ふたは独立して収納。
写真右の2つは、ほぼ毎日使うのでワンアクションで取れるよう
ふたをした状態で立てて収納しています。
もし全部のタッパーの中身が空になり大集合しても、すべてここにしまえます。
タッパー使用中の保管場所は冷蔵庫や冷凍庫ですが、
使っていない時の収納スペースも確保しておくとごちゃつきを防ぐことができます。
数が多い場合はよく使う一軍と時々使う二軍に分けたり、
シンクの近くや冷蔵庫・炊飯器の近くといった使う場所の近くに分け
収納しておくのもおすすめです。
まとめ
タッパーの数は家族構成や人数、作り置きをするかしないかによっても必要個数は変わってきます。
大事なのは適正な量を自分で把握することです。
所有数が多くタッパーの数を見直すときは
・いつもタッパーに入れて保存する定番のもの
・毎日の食事の余る量
・たまに調理するもの、多めに作るもの
などを一度書き出し、使うタッパーを当てはめてみると、
使用頻度の低いものや使いたいサイズがかぶっているといったことが見えてきます。
よく使うサイズが不足していたから”足りない”と錯覚していただけだったり、
必要以上の量を持ちすぎていたと気がつくこともあります。
逆に、タッパーをこれから購入する、買い足しを検討する場合は、
保存したい物の大きさや量などを考えながら、イメージして選ぶと失敗が少ないです。
さらに
・電子レンジで使えるもの
・オーブンで使えるもの
・中身が見えるもの
・中身を見せたくないもの(見た目をスッキリさせたい)
・ スタッキングして省スペースで収納できるもの
など、購入する上での条件を明確にしてから選ぶことをおすすめします。
毎日使うものだからこそ、お気に入りのもの見つけたいですね。
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