こんにちは、Lusica papaです。
自分が働いている会社がブラック企業なのではないか?自分の会社はブラック企業だから早く辞めたい、でもやめられない。やめて再就職できるのか?不安な方は多いのではないでしょうか?
私も新卒でバリバリのブラック企業に就職した一人でした。
絵にかいたようなバリバリのブラック企業でしたが、私が就活を行っていた約20年以上前には、就職氷河期でした。
どこの会社に行っても大変だと、自分を納得させて無理して働いていました。
今は、無事に転職してホワイト企業で働いています。
今回はブラック企業に務めて悩み、色々な事を考えていく中で、私と同じように悩んでいる方がいらっしゃるのではと思い、ブラック企業で働いた経験をもとに、ブラック企業の特徴から脱出方法、これから就職しようと考えている方や今現在ブラック企業にお勤めの方にお伝えしたいこと、気付いたことも併せてお伝えしていきます。
結論:「体調を崩す前に脱出する事を考える。まずは、一人で悩まないで誰かに話してください。自分のために、大切な人のためにお願いします。ブラック企業からは逃げて、生きる」ことが大切というお話です。
とは言ってもどのように行動すれば良いのかわからない。そもそもブラック企業って?という方もいると思いますので、さっそく順を追って解説していきます。
目次
このブログを見ると以下のことが分かります。
①ブラック企業あるある7選
労働時間の改ざん
いくら働いても残業手当が出ない。
タイムカードは定時~定時で押されたものがある。
そもそも自分んで打刻したことがないです。
私のケースでは、営業職だから残業手当は出ないと聞いてはいました。しかし、24時間働いても残業手当が出ないのはおかしいです。
日中働いて、夜通し会議して、翌朝通常勤務です。
過労の前に事故を起こしてしまうのではと思いました。
休みが取れない
あからさまに休みが取れない。
休日(土日祝祭日)に休むのに理由が必要です。
私のケースでは、ノルマが達成出来ない人間に休みは無いと、はっきり言われました。みんな休むときは病欠欠勤でした。
そもそもノルマをクリアーしている人を見たことが有りませんでした。幹部も含めて(笑)
会議の場でのつるし上げ
これも多いです。
わざと大勢いる前で理不尽に怒られる。
大勢の前で怒ることで、他の人に恐怖心を植え付けるのが目的です。また上司は、そうすることで自分の権威を守りたいのです。
こわいですね‼
私のケースだと、会議で一人に対して集中攻撃です。精神病んでしまう人もいました。
でも、冷静に考えると攻撃している人達も成績悪いのです。
みんな自分の身を守ることで精いっぱいなのです。
結局、負のスパイラルが負のスパイラルを呼び込んでいる感じです。
給料未払い・ボーナスについて
なんだかんだ理由を付けて払わない。
お金ではなく現物支給。
私のケースでは、ボーナスが現金支給、しかも、もらうために全社員1晩徹夜でした。ボーナスをもらうために、一晩中みんなで会議をするのです。
意味が分かりませんでした。
でも、もらえていただけ良かったのかなと感じました。
いや普通じゃないですね(笑)
この辺が段々マヒって来るのです。
突然疾走、実は退職(普通に辞められないから逃げる)
突然会社に来なくなる。
朝出社しないから確認すると、疾走していました。
私のケースでは、まずまともに退職届を提出すると監禁されると聞いていました。仕事を続けるという誓約書を提出しないと解放されない。
辞めた先輩方から色々聞いていました。
だからみんな疾走していたのです。
私も辞めるときには色々有ったので後ほどまとめます。
この会社は良い会社(洗脳)ほかに行っても通用しないと洗脳される
洗脳って怖いですよ!
どんなに悪い環境であっても
他はもっと悪い
ここに居た方が幸せだと思ってしまいます。
社歴が長くなれば長いほどその傾向は強くなります。
だから脱出しようとも思わなくなります。
私のケースでは、まず就職氷河期と言う事も有り、そもそもどこも厳しいと思い込んでいました。
会社も自社の良い事ばかり言うのです。
家族に今務めている会社はおかしいから早く辞めろと言われても、辞める気になりませんでした。
冷静に考えれば、何かしら理由を付けて自分の選択した会社を肯定したかっただけだと思います。
その私が、ブラック企業を抜け出せたのは、学生時代からお世話になっていた他社に勤務する先輩のお陰です。
私を心配して、定期的に声をかけ続けてくれました。
先輩への恩と思い先輩の会社を見学に行きました。
普通の会社ってすごいとすぐに気が付きました。
自分の会社がブラック企業だとやっと認識できました。
本当にありがとうございます。
※私は、幸いにも他社(普通の会社)を見るきかいがあり、気が付くことができました。
一部の幹部を除いて良い人が多いい
これも結構ありますが、会社はブラックだけどみんないい人だったです。
結局、いい人が狙われて抜け出せなくなってしまうのです。
私のケースでは、一部の幹部を除いてほぼみんな優しい良い人達でした。みんなまじめで優しいため逃げられずに我慢していたのだと思います。
また、感覚もマヒしていたのだと思います。
②ブラック企業を見分ける方法
そもそものブラック企業の定義はありません
厚生労働省が発表しているブラック企業の特徴をまとめると
- 社員に対して極端な長時間労働をさせる。
- 社員に対して極端なノルマを課している。
- 給料や残業代の未払いがある。
- ハラスメント系の問題が多くコンプライアンス意識が薄い。
以上のような特徴があります。
ただし、このような特徴は入社してみないと分からないですよね。
この後、求人情報などから見れる特徴を紹介していきます。
ブラック企業を見分ける方法
従業員の数に対して、いつも求人募集をしている。
長期間求人募集をかけている会社は、入社した人が定着していない可能性が高いです。
人が定着していないと言う事は、長く働く事ができない理由があると考えられます。
※会社の業績が伸びている場合の求人に対しては、検討してみても良いかもしれません。
同じ業種の他社と比べて異様に給与が高い
元の給与設定が高い会社には、残業代がそもそも含まれている場合があります。
その場合、いくら長時間残業しても残業代が支払われることはありません。
また、給与の基本設定が高いと言う事は、求められる仕事の量や質が高い事が考えられます。
仕事が激務となる場合がある為、注意が必要です。
応募条件がゆるい(未経験歓迎、学歴不問、年齢不問等)
この文言はブラック企業でなくても多くの企業が使用しています。
なので、この文言があるからブラックとは言えないのですが、応募条件をゆるくする理由としては、
- とにかく人手が欲しい。
- 誰でもいいという考え方(大切にしない)
- 募集しても応募が来ない。
などの可能性が高いので注意が必要です。
※ただ単に応募条件がゆるい会社もあります。
インターネットの書き込みや口コミを確認する
インターネットをすべて信じてしまうのも怖いですが、参考程度には見てもいいと思います。
実際に働いている人に話を聞く
これは出来たらやった方がいいです。
ただ、中々聞ける人がいない事が多いです。
③ブラック企業からの脱出
今まで見てきた内容とコンプライアンス(法令)違反がないか慎重に確認する
もしも自分の働いている会社が、ブラック企業だと確信できる際は、心身ともに悪い影響が出る前に転職する事をおすすめします。
まずは、先に辞めた人に知り合いがいれば、その人に相談する
すでに辞めた人がスムーズに辞められていれば、退職手続きを事務的に行えば大丈夫でしょう。
しかし、ブラック企業の場合、私のように簡単に辞められないケースがあるので参考にしてください。
- 退職のそぶりが見えると監視が強化される。
- 退職届を提出すると会議室に監禁され、続けるという誓約書を書くまで解放されない。
- 突然疾走しても何故か見つかる。
- 連れ戻すため、自宅まで来る。
- 退職届が受理されずに、離職票を出してくれない。
などたくさんあります。
事前に労働基準監督署へ相談する
残業代や賃金の未払い、パワハラやセクハラの事実があるなら、
真っ先に労働基準監督署へ相談しましょう。
ただし、証拠となるものが無いとどうにも対応できない為、しっかり証拠は残しておきましょう。
家族や友人に相談する
困った時は、家族や友人の助けが本当に役に立ちます。
私も家族や友人に助けられました。
退職届を提出した日の夜に、人事課長が自宅に来ました。
来るのが分かっていたので、友人宅にお世話になっていました。
来た人事課長に対して、私の父は説教して帰したとのことでした。
この時に本当に親父凄いって思いました。
家族の助けは重要です。
必ず助けてくれます。
社長や役員から優しいメールが来ました
最初は優しいのです。
段々厳しくなっていきます。
最後は激怒です(笑)今だから笑えますけど、当時は怖かったです。
私は、こんな感じでしたが、無事に離職票も郵送されてきて年金手帳も届き無事に退職となりました。
20年以上もたてば本当に笑い話ですが、家族や友人の助けがなければ今の自分は無いと思います。
本当に感謝です。ありがとうございます。
弁護士の先生に相談する
退職届が受理されない時は、「配達証明付き内容証明郵便」で郵送するという手段もあります。
この様な場合は、後々もめないように弁護士の先生に相談する事をおすすめします。
また、引継ぎ関係は出勤できない状況であればしっかり書類やデーターで行うことも大切です。
どんな状況でも退職日までは社員ですし、残された仲間にはしっかり引き継ぎたいところです。
しかしここは、自分のおかれている状況により出来る範囲いで大丈夫です!
他にも方法はあると思いますが、まずは一人で悩まずに誰かに相談してみる
きっと力になってくれる人がいます。
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④ブラック企業から脱出して分かったこと
隣の芝生は青かった(笑)
新卒で入社してすぐの新入社員研修では、「他の会社は厳しいぞ、隣の芝は青くないんだからな」と散々聞いていました。
実際は、凄い青かったです。
本当に自分が最初に入社した会社は、ブラック企業だったと確信しました
ブラック企業を見分ける方法にもほとんど該当しています。
休みがしっかり休める
これは当たり前の事ですが、休みの日に電話がかかってこないのでしっかり休めます。
有給休暇が使える
これも普通ですよね‼
でも、ブラック企業では当たり前でないので感動します。
仕事とプライベートをしっかり分けられる
必要以上に干渉されない。
自分ん次第で、必要があれば仕事仲間とプライベートで遊べます。
⑤ブラック企業で働いている方へ
辞めることに不安を感じている方は少なくないと思います
ただ、自分が働いている会社が本当にブラック企業であるのならば、
是非、体調を崩す前に脱出する事を考えてみてください。
仕事を変える事への不安もあると思います
他の人に迷惑をかけてしまうかもしれないと考えてしまうかもしれません。
再就職出来ないかもという不安もあると思います。
とにかく不安で動き出せないかもしれません
そんな時は、いきなり動き出さなくてもいいので、是非、家族や友人に相談してみてください。
一人では見えない何かが見えるかもしれません。
助けてもらえるかもしれません。
まずは、一人で悩まないで誰かに話してください。
自分のために、大切な人のためにお願いします。
ブラック企業からは逃げて、生きてください。
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まとめ
ここまで色々話してきましたが、私が一番お伝えしたいことは、
命があればなんとかなると考えてほしいのです。
私も命の選択をしたことが過去にあります。
その時の支えは、家族でした。
本当に、感謝です。「ありがとう」
生きていると色々な事で悩みます。
もう終わりだと絶望感の中で、
孤独になり、選択肢が狭くなってしまいます。
そんな時その中でも、生きるを選択してください。
そして誰でもいいので、話をして下さい。
そして生きてください。
きっと道は開けます。
今日のテーマからまとめ
今現在渦中におられる方は本当に苦しく大変だと思いますが、一歩、半歩でもいいので少しずつ踏み出してみてください。
ブラック企業について、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
ブログと合わせて動画のご視聴も是非どうぞ!
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終わりに
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それでは今日も最後まで読んで頂いたあなたに感謝の気持ちを込めて
いきたいと思います。
せーの‼ 「いいね~」
と言う事で、みんなで「良いねー」と言い合える世の中のなる事を願って
これからもブログをアップし続けていきます。
これからも宜しくお願い致します。