はじめての退去
はじめて一人暮らしをはじめるときは、
ワクワクとハラハラする気持ちで胸がいっぱいだった。
退去するときは、
またまたやることが多くて何から手をつけたらいいのかわからない。
どんどん不安になってきたという方は、多いのではないでしょうか？
実は私もその一人でした。
今回は７か所の賃貸物件に入居した経験のある私が、はじめて退去した時の経験と、その他６回の退去経験をもとに「【要注意】はじめての退去、失敗しないために気をつける3つのこと」と題して説明していきます。
結論：「少しずつ準備を進めて引越し当日を快適に乗り切るために、しっかり計画を立てて連絡が必要なところには早めに連絡を入れましょう。次に引越しの荷造りなどは、余裕をもって片づけましょう。お部屋は少しずつ掃除をして、きれいな状態で引き渡すことで、退去時にトラブルなくスムーズに完了することができる」というお話です。
とは言ってもどのように行動すれば良いのかわからないと思いますので、さっそく順を追って解説していきます。
お部屋の退去のことで悩んでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
このブログを見ると以下のことが分かります。
お部屋を退去することが決まったらすること
管理会社や不動産会社（大家さんが直接管理している場合は、大家さん）に連絡する
退去することが決まったら、退去する意思があることを伝える必要があります。一般的には、退去する予定日の1ヶ月前までには退去する意思があることを伝えましょう。
管理会社や不動産会社（大家さん）によっては、「契約書に、退去する日の○○日前までに連絡」と定められていることがあります。
事前に契約書を確認しましょう。
退去の意思を伝えると、「退去申込書や解約申込書」といった書面が届きます。
手続きをスムーズに完了するために、届き次第速やかに提出しましょう。
提出前に必要事項が記入されているか、必ずチェックしましょう。
問題が無ければ、退去の解約手続きは完了です。
後日、立会日を決める連絡が来ます。
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引越し屋さんの選定と荷物の搬出日を決める
退去する日にちが決まったら、早めに見積依頼の連絡をしましょう。
引越し見積は、まず今のお部屋に担当者が来て、荷物の量をみて見積を出します。
また、引越し先の情報を正しく伝えておかないと、搬入できないものが出てきてしまうことがあるので注意しましょう。
引越しシーズンは混雑が予想されますので、早めに連絡しておくことをお勧めします。
今は、電話だけでなくインターネットからも申込みができる会社もあります。
また、次のお部屋に持っていくことが困難な不用品を処理する時間がない方は、有償か無償で引き取ってくれる引越し屋さんがあるので確認してみましょう。
私は、洗濯機を無償で引き取ってもらいました。
処理する時間と手間が省けて良かったです。
管理会社や不動産会社（大家さん）と鍵の引き渡し立ち合い日を決める
引越し屋さんと荷物の搬出日を決めたら、管理会社や不動産会社（大家さん）に連絡して、鍵の引き渡し立ち合い日を決めます。
立ち合い日は、引越しの当日でも良いのですが、繁忙期だと引越し屋さんが予定通り荷物を搬出することが出来ずに、退去の立ち合いが出来ないことが想定されます。
日にちに余裕があれば、引越し日以降のほうが安心です。
電気会社へ連絡する
退去する日にちが決まったら、早めに電気使用停止の連絡をしましょう。
事前に連絡を忘れてしまっても後日連絡すれば大丈夫ですが、請求関係でトラブルにならないように、早めに連絡しましょう。
今は、電話だけでなくインターネットからも申込みができる会社もあります。
入居時に連絡した電気会社へ連絡しましょう。
忘れたときは、不動産会社に確認しましょう。
水道業者へ連絡する
退去する日にちが決まったら、早めに水道使用停止の連絡をしましょう。
事前に連絡を忘れてしまっても後日連絡すれば大丈夫ですが、請求関係でトラブルにならないように、早めに連絡しましょう。
今は、電話だけでなくインターネットからも申込みができる会社もあります。
入居時に連絡した水道業者へ連絡しましょう。
忘れたときは、不動産会社に確認しましょう。
ガス会社へ連絡する
退去する日にちが決まったら、早めにガス使用停止の連絡をしましょう。
ガス会社によっては、当日立会いが必要な会社があります。引越しシーズンは混雑が予想されますので、早めに連絡しておくことをお勧めします。
事前に連絡を忘れてしまっても後日連絡すれば大丈夫ですが、請求関係でトラブルにならないように、早めに連絡しましょう。
今は、電話だけでなくインターネットからも申込みができる会社もあります。
入居時に連絡したガス会社へ連絡しましょう。
忘れたときは、不動産会社に確認しましょう。
転出届・転居届の提出をする
転出・転居する予定日が決まったら、早めに市区町村の役所で転出届・転居届を出しましょう。
引越し日が近づくと、休日は引越しの準備でバタバタしてしまいます。
早めに対応しましょう。
※転出届・転居届が出されていないと、転入届が出来ませんので忘れずに対応しましょう。
住所変更の連絡をする（金融機関、携帯電話会社等、住所変更の連絡が必要なところ）
早めに連絡しましょう。
請求書やお知らせの手紙が旧住所に届くと大変です。
事前に、郵便局へ転送手続きをしておくと安心です。
※請求関係で、基本料金の設定がある会社は日割を採用している場合があります。事前に連絡することで日割を活用することができます。後日連絡をしても、連絡日以前での日割は出来ないことがあるので注意しましょう。
お部屋を退去するまでに気を付けること
引越しの準備をする
・自分で荷造りするタイプ
引越し間際になって準備すると、荷造りが間に合わなくなってしまいます。
特に日中働いていて夜や週末しか荷造りできない場合は、時間配分に気を付けましょう。
重たい荷物を無理して動かすと、床や壁に傷を付けてしまいます。
必要以上に動かさないようにしましょう。
・引越し屋さんにすべてお任せするタイプ
荷造りはすべてお任せできますが、不要な物の処理や掃除は出来る範囲でやっておきましょう。
当日の作業を円滑に進めることができるので、時間通りの積み込みが出来ます。
結果的にその後の1日のスケジュールを円滑に進められます。
※荷物を運び出した後は、しっかり傷のチェックをしましょう。後々トラブルにならないようにしっかり確認することが大切です。
掃除する
大きい荷物の下や動かせないものを無理に動かすと、床や壁を傷つけてしまいます。
動かさなくても良い場所からはじめましょう。
まずは、水回りからはじめます。
・台所
換気扇や棚など高い位置からはじめて、次に、コンロの周りやコンロの下を掃除します。
次にシンク回り（水道や排水）を掃除し終わったら、シンク下の清掃をします。
・トイレ
便器の裏側等も結構よごれています。
トイレ用洗剤を使ってしっかり掃除します。
・お風呂
カビや水あか、石鹸カスの汚れがあります。
こすっただけでは落ちないため、お風呂専用の洗剤を吹きかけてしばらく放置します。
そのほうが汚れが落ちやすくなります。
・洗面台
水あかや石けんカスの汚れがあります。
こすっただけでは落ちないため、シンク用の洗剤を併用して掃除します。
水回りは、カビや水あか、石鹸カスやぬめりといった汚れが気になります。
長年放置してしまうとなかなか落ちません。
日ごろからこまめに掃除しておくと良いでしょう、掃除をする際はゴムなどの手袋を使用しましょう。
洗剤はけっこう肌にダメージを与えます。
また、ゴム手袋を付けていると結構汚れを気にしないで触れます。
私は、常にニトリル手袋という医療用のピタッとフィットする物を使っています。
インターネットやホームセンターで買えます。
つい忘れがちなところは、
・換気扇（上のほうにあるもの）です。
台所の換気扇は、普段料理していて掃除をしていないと、油やほこりでべとべとになっています。
まずは、油汚れ用の洗剤をお湯に溶かして、そこにつけ置きしてからスポンジ等で磨きます。
※傷をつけないようにやわらかいスポンジで磨きましょう。
引越しで荷物を出し終わったあとに、もう一度しっかり掃除をしましょう。
これで忘れ物の確認もできて、きれいな状態で明け渡すことができます。
傷や汚れを確認する
入居時からあった傷なのか、自分が付けた傷なのか確認しましょう。
入居してすぐに確認して写真を撮った物や、不動産会社に郵送した書類を確認する。
★「はじめての一人暮らし、入居前後にやることを３段階で分りやすく解説！」で詳しく話していますので、是非参考にしてみてください。
はじめての一人暮らし、入居前後にやることを３段階で分りやすく解説！の記事にとびます。
・床
自分が付けた傷は、修繕費用がかかる可能性があります。
大きさにもよりますが、故意に付けたものなのか、長年住み続けた経年劣化によるものなのかで判断が変わっていきます。
・壁
自分が付けた傷は、修繕費用がかかる可能性があります。
大きさにもよりますが、画鋲の穴くらいはまだしもネジはアウトになる可能性が高いので、賃貸物件でのネジの使用は避けたほうが良いです。
※この辺の判断は立ち会う担当者や会社によって違うため一概には言えません。
最近は、はがせる両面テープ型のフックや細いピンを何本かさしてフックを支える物も販売されています。
そちらの使用をおすすめします。
不用品を処理する
不要になったものを置き去りにすると、処分費用として余計に費用を請求されるケースがあります。
エアコンや温水便座は、管理会社や不動産会社（大家さん）の許可が出れば置いていくことができます。
基本的には、自分で処理することを想定して購入しましょう。
★以前アップした「はじめての一人暮らし、ぜひそろえたい便利な家電7選+2選！の番外編」も参考にしてください。
はじめての一人暮らし、ぜひそろえたい便利な家電7選+2選！の記事にとびます
お部屋の退去立会い時に気を付けること
入居時に撮った写真を持参する
スマホで保存しておくと便利です。
また、入居後に不動産会社に報告している書類があればそちらも持参します。
傷の確認時に確認がスムーズになります。
部屋をきれいな状態にする
退去立会いに来た担当者の印象が良くなります。
大切にきれいに使ってくれていたと感じれば、多少の傷も経年劣化で済まされます。
一方、部屋が汚いと、大切に使っていなかったと感じて見る目が厳しくなります。
人間の心理は不思議なものですが、出来れば印象が良いほうがお得です。
退去立ち合いをする
退去立会い時間は、おおよそ30分前後になります。
※部屋の大きさや修繕ケ所により多少前後します。
すべて確認後に、内容に問題がなければ書類にサインをして終了です。
後日、追加の修繕費用の有無や敷金の処理について書面で連絡がきます。
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まとめ
退去の予定が決まったら、少しずつ準備を進めて引越し当日を快適に乗り切りましょう。
まずは、しっかり計画を立てて連絡が必要なところには早めに連絡を入れるようにしましょう。
次に引越しの荷造りなどは、余裕をもって片づけましょう。
お部屋は、少しずつ掃除をしてきれいな状態にしましょう。
きれいな状態で部屋を引き渡せれば、立ち合いに来た担当者に好印象を持ってもらえます。
敷金の返金等有利になるかもしれません。
追加修繕費用も減額できるかもしれません。
退去立ち合いをトラブルなくスムーズに完了するために、感謝の気持ちを込めてお部屋を掃除して引き渡しましょう。
お部屋の退去のことで悩んでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです。
こちらの記事も参考にしてください。
・はじめての一人暮らし、不安の正体から解消方法を5段階で解説！はじめては不安がいっぱい！にとびます。
・はじめての一人暮らし、お部屋探しで知っておきたい11のポイント！にとびます。
・はじめての一人暮らし、入居前後にやることを３段階で分りやすく解説！にとびます。
・はじめての一人暮らし、ぜひそろえたい便利な家電7選+2選！にとびます。
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終わりに
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それでは今日も最後まで読んで頂いたあなたに感謝の気持ちを込めて
いきたいと思います。
せーの‼ 「いいね～」
と言う事で、みんなで「良いねー」と言い合える世の中のなる事を願って
これからもブログをアップし続けていきます。
これからも宜しくお願い致します。
